平成27年 予備試験 論文式 刑事訴訟法 出題の趣旨・論点・解説
問題
[刑事訴訟法]
論点の一覧
出題の趣旨をもとに、採点で問われる点を整理したものです(配点は 100 点満点に換算した目安)。
設問1
- 捜索差押許可状の執行現場における写真撮影の法的性質と適法性の判断枠組み15点
- ①令状呈示状況の写真撮影の適法性8点・簡潔に
- ②サバイバルナイフと甲名義の運転免許証・健康保険証を1枚に収めた近接撮影の適法性17点
- ③注射器・ビニール小袋の近接撮影の適法性15点
設問2
- 書面の性質と要証事実の確定6点・簡潔に
- 説明文部分の伝聞証拠該当性(320条1項)8点
- 伝聞例外としての321条3項の適用(検証調書に準ずる書面か)14点
- 添付写真部分の証拠能力8点
- 結論の明示4点・簡潔に
全体
- 論理的構成・文章表現5点
出題の趣旨(法務省公表)
本問は,サバイバルナイフを用いた傷害事件について,司法警察員が,捜索すべ
き場所を被疑者方,差し押さえるべき物をサバイバルナイフとする捜索差押許可状
による捜索を実施した際,①玄関内において,呈示された同許可状を被疑者と同居
する乙が見ている状況を写真撮影し,②寝室の机の上段の引き出しから発見された
血の付いたサバイバルナイフ並びに被疑者名義の運転免許証及び健康保険証を1枚
の写真に収まる形で近接撮影し,③同机の下段の引き出しから発見された注射器及
びビニール小袋を1枚の写真に収まる形で近接撮影するという各写真撮影を行った
上,捜索終了後,捜索実施時の前記寝室内の机等の配置状況,前記サバイバルナイ
フの発見状況並びにその際の同ナイフの状態及び前記運転免許証等との位置関係を
記載し,前記②の写真を添付した書面を作成したとの事例において,前記①ないし
③の各写真撮影の適法性及び前記書面を被疑者とサバイバルナイフの結び付きを立
証するための証拠として用いる場合の証拠能力に関わる問題点を検討させることに
より,捜索差押許可状の執行現場における写真撮影行為の性質及びその適法性,伝
聞法則とその例外について,基本的な学識の有無及び具体的事案における応用力を
試すものである。
参考答案と AI 採点
この問題の参考答案(出題の趣旨と照合済み)は Pro で読めます。自分で答案を書けば、論点の一覧に沿って AI が採点し、参考答案と項目ごとに見比べられます。
答案を書いて AI 採点する出典:法務省「平成27年予備試験」(問題文・出題の趣旨。表示のため改行等を整えています)。論点の一覧・参考答案は AI を用いて X-Law合同会社が作成したもので、誤りを含む可能性があります。
