平成29年 予備試験 短答式 刑事訴訟法 第18問ア 解説
問題
検察官が一罪の一部だけを起訴することができるかに関する次のアからオまでの各記述のうち,肯定説の立場からの論拠となり得るものには1を,肯定説の立場からの論拠となり得ないものには2を選びなさい。
ア.実体的真実の発見という刑事訴訟法の趣旨に反する。
- ①肯定説の立場からの論拠となり得る
- ②肯定説の立場からの論拠となり得ない正解
解説
要点
一罪の一部起訴の可否では、起訴便宜主義(248条)・訴因主義(256条3項)・当事者主義的訴訟構造が肯定説の論拠となり、実体的真実発見の要請はむしろ一部起訴を制約する否定説側の論拠になる。
結論
記述アの「実体的真実の発見という刑事訴訟法の趣旨に反する」という論拠は、一部起訴を批判・制限する方向の論拠であり、肯定説(一部起訴を認める立場)を支える論拠にはならない。したがって選択肢2が正しい。
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出典:法務省「平成29年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
