令和2年 予備試験 短答式 商法 第27問 解説
問題
個人商人(小商人に当たる者を除く。)に関する次のアからオまでの各記述のうち,正しいものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。
ア.個人商人の商号は,その個人商人の氏又は名のいずれかを含まなければならない。
イ.個人商人は,その商号の登記をしないこともできる。
ウ.支配人は,個人商人に代わって,その営業に関し,裁判外の行為をする権限は有するが,裁判上の行為をする権限は有しない。
エ.個人商人は,貸借対照表を作成しなければならないが,それを公告することは要しない。
オ.代理商の留置権の目的物は,個人商人の所有する物又は有価証券であることを要する。
- ①ア イ
- ②ア オ
- ③イ エ正解
- ④ウ エ
- ⑤ウ オ
解説
要点
商号選定は自由選択主義で氏名を含む必要はなく、商号登記も任意。支配人は裁判上・裁判外の包括的代理権を持ち、個人商人は貸借対照表作成義務はあるが公告義務はない点、代理商の留置権の目的物は本人所有である必要がない点を押さえる。
結論
正しい記述はイとエであり、選択肢3が正解である。商号選定は自由選択主義がとられ登記も任意である一方、個人商人には貸借対照表の作成義務はあるが公告義務までは課されていない。
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出典:法務省「令和2年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
