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令和2年 予備試験 短答式 商法 第19問 解説

問題

株主総会に関する次の1から5までの各記述のうち,正しいものはどれか。
  1. ①株式会社は,株主が他人のために株式を有する者でないときは,当該株主が株主総会においてその有する議決権を統一しないで行使することを拒むことができる。正解
  2. ②取締役は,株主総会において,株主から特定の事項について説明を求められた場合には,当該事項が株主総会の目的である事項に関しないものであるときであっても,当該事項について必要な説明をしなければならない。
  3. ③役員を選任し,又は解任する株主総会の決議の定足数は,定款の定めによって排除することができる。
  4. ④判例の趣旨によれば,株主は,株主総会の決議の日から3か月以内に株主総会決議取消しの訴えを提起した場合には,当該期間経過後であっても,新たな取消事由を追加主張することができる。
  5. ⑤定足数を満たしていないのに,定足数を満たしたものとして,株式会社が株主総会の決議が成立したものとしたときは,当該決議は,無効である。

解説

要点
議決権の不統一行使(会社法313条)は原則認められるが、他人のために株式を有する者でない場合には会社は拒絶できる(313条3項)。役員選解任決議の定足数の下限規制(341条)、説明義務の範囲(314条ただし書)、決議取消しの訴えの出訴期間経過後の取消事由の追加主張の可否、定足数不足の効果(取消事由)は必ずセットで覚える。

結論

正しいのは選択肢1である。会社法313条3項は、株主が他人のために株式を有する者でないときは、会社がその議決権の不統一行使を拒むことができると定めており、条文どおりの記述だからである。

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出典:法務省「令和2年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。