令和2年 予備試験 短答式 行政法 第19問ア 解説
問題
抗告訴訟の審理に関する次のアからエまでの各記述について,行政事件訴訟法又は最高裁判所の判例に照らし,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
ア.原処分の取消訴訟と原処分についての審査請求を棄却した裁決の取消訴訟とを提起することができる場合,裁決の取消訴訟においては,原処分の違法を理由として取消しを求めることができない。
- ①正しい正解
- ②誤っている
解説
要点
行政事件訴訟法10条2項の原処分主義により、裁決取消訴訟では裁決固有の瑕疵しか主張できず、原処分の違法は原処分取消訴訟でのみ主張できる。
結論
本記述は正しく、選択肢1が正解である。行政事件訴訟法10条2項は「処分の取消しの訴えとその処分についての審査請求を棄却した裁決の取消しの訴えとを提起することができる場合には、裁決の取消しの訴えにおいては、処分の違法を理由として取消しを求めることができない」と定めており、原処分主義を採用しているため、裁決取消訴訟では原処分の違法を主張できない。
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出典:法務省「令和2年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
