SaySayLaw無料で演習する

令和2年 予備試験 短答式 刑事訴訟法 第21問 解説

令2予備 第21問刑事訴訟法公判手続・証拠開示の過去問

問題

第一審の被告人質問に関する次のアからオまでの各記述のうち,誤っているものの組合せは,後記1から5までのうちどれか。 ア.被告人質問を実施するためには,証拠調べの請求や決定を必要としない。 イ.被告人質問を実施する場合には,他の証拠が全て取り調べられた後にこれを行わなければならない。 ウ.被告人質問を実施する場合には,まず裁判長が質問をしなければならず,弁護人がこれに先んじて質問をすることはできない。 エ.被告人は,供述を拒む場合に,その理由を明らかにする必要はない。 オ.被告人が任意に供述をする場合には,共同被告人の弁護人は,裁判長に告げて,被告人の供述を求めることができる。
  1. ①ア ウ
  2. ②ア オ
  3. ③イ ウ正解
  4. ④イ エ
  5. ⑤エ オ

解説

要点
被告人質問は証拠調べ請求・採否決定を経ずに行える一方、実施の時期・順序についての法律上の縛りはなく、裁判長は何時でも供述を求められ、弁護人が先に質問することもできる(刑訴法311条)。

結論

誤っている記述はイとウであり,選択肢3が正解である。被告人質問は刑訴法311条2項により裁判長が「何時でも」求められるものであって,他の証拠調べ終了後に限られるものではなく(イ誤り),また質問の順序も裁判長が必ず先に行うと定められているわけではない(ウ誤り)。

この分野を、あなたの弱点に合わせて演習
間違えた問題は忘れかけた頃に出し直し。論文の AI 採点も(Pro)。
無料で始める

出典:法務省「令和2年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。