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令和2年 予備試験 短答式 刑事訴訟法 第20問 解説

令2予備 第20問刑事訴訟法公訴の提起・起訴便宜主義の過去問

問題

検察官の権限に関する次の学生AないしEの【発言】のうち,正しいものの組合せは,後記1から5までのうちどれか。【発言】教 授:刑事訴訟法上,検察官の権限やその行使の在り方について様々な規定がありますね。学生A:はい。検察官は,公訴権を有していますが,証拠に基づき有罪判決を得られる高度の見込みがある場合には,公訴を提起しなければならないと定められています。学生B:公訴権は,原則として検察官が独占していますが,裁判所の付審判決定があったときは公訴の提起があったものとみなされます。これは,起訴独占主義の例外の一つです。学生C:第一審の判決があるまで,検察官は,公訴を取り消すことができますが,検察官が公訴を取り消すには,裁判所の許可が必要です。学生D:検察官は,公訴を提起した後も,必要と認めるときは,自らその犯罪を捜査することができます。学生E:検察官は,再審請求権を有していますが,有罪の言渡しを受けた者の利益のために,再審を請求することはできません。
  1. ①A C
  2. ②B C
  3. ③B D正解
  4. ④A E
  5. ⑤D E

解説

要点
起訴便宜主義(248条)により嫌疑十分でも起訴猶予が可能であること、公訴取消しに裁判所の許可は不要であること、検察官は起訴後も捜査ができ、利益再審の請求権者にも含まれることを押さえる。

結論

正しいのは学生Bと学生Dの発言であり,選択肢3が正解である。Bは付審判決定が起訴独占主義の例外であるという理解が正しく,Dは検察官が起訴後も自ら捜査できるという理解が正しい。

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出典:法務省「令和2年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。