平成29年 予備試験 短答式 行政法 第17問エ 解説
問題
行政上の義務の履行確保と裁判手続に関する次のアからエまでの各記述について,法令又は最高裁判所の判例に照らし,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
エ.秩序罰としての過料は,法律に基づくものであっても,条例に基づくものであっても,裁判手続によらなければ科すことができない。
- ①正しい
- ②誤っている正解
解説
要点
秩序罰としての過料は、法律に基づくものは非訟事件手続法により裁判所が科すが、条例・規則違反に対する過料は地方自治法149条3号・255条の3に基づき普通地方公共団体の長が行政処分(裁判手続によらない)として科す。
結論
選択肢2が正しい。秩序罰としての過料は、法律に基づくものは裁判所が非訟事件手続法に従って科すが、条例に基づく過料は地方公共団体の長が行政処分として科すものであり、裁判手続によらない。したがって「法律に基づくものであっても、条例に基づくものであっても、裁判手続によらなければ科すことができない」とする記述エは誤り。
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出典:法務省「平成29年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
