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平成29年 予備試験 短答式 行政法 第17問ウ 解説

平29予備 第17問ウ行政法当事者訴訟・民衆訴訟の過去問

問題

行政上の義務の履行確保と裁判手続に関する次のアからエまでの各記述について,法令又は最高裁判所の判例に照らし,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。 ウ.地方公共団体が,産業廃棄物処分業者に対して,当該地方公共団体と当該産業廃棄物処分業者との間で締結した公害防止協定に基づく義務の履行を求める訴えは,法律上の争訟とはいえないから,不適法である。
  1. ①正しい
  2. ②誤っている正解

解説

要点
公害防止協定に基づく義務の履行請求は、行政権の主体としての行政上の義務履行請求ではなく、当事者間の合意(契約)に基づく請求であるから法律上の争訟に当たり、訴えは適法である(福間町公害防止協定事件、最判平21.7.10)。宝塚市パチンコ店条例事件との区別が要。

結論

選択肢2が正しい。地方公共団体と産業廃棄物処分業者との間の公害防止協定は、当事者間の合意として法的拘束力を有するものであり、その履行を求める訴えは契約上の権利義務をめぐる争いとして法律上の争訟に当たる。したがって、「法律上の争訟とはいえないから不適法」とする本記述は誤りである。

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出典:法務省「平成29年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。