平成27年 予備試験 短答式 商法 第20問 解説
問題
取締役会に関する次のアからオまでの各記述のうち,正しいものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。
ア.会社は,取締役会の日の3日前までに取締役会の招集通知を発する旨を定款で定めることができる。
イ.取締役会の招集権者を定めるときは,定款でこれを定めなければならない。
ウ.取締役会においては,その招集に際して定められた取締役会の目的である事項以外の事項についても決議することができる。
エ.定款に取締役の員数及び取締役会の決議要件についての定めがなく,3人の取締役がいる場合において,2人の取締役が取締役会の決議について特別の利害関係を有するときは,その取締役会の決議は,行うことができない。
オ.監査役設置会社の株主は,取締役が会社の目的の範囲外の行為をするおそれがあると認めるときは,取締役会の招集を請求することができる。
- ①ア イ
- ②ア ウ正解
- ③イ エ
- ④ウ オ
- ⑤エ オ
解説
要点
取締役会の招集通知期間は定款で1週間より短縮でき(368条1項)、決議事項は招集通知の記載に限定されない点、特別利害関係人を除いた取締役のみで定足数・決議要件を判断する点、招集請求権(367条)は監査役設置会社の株主には認められない点を押さえる。
結論
正しいのはアとウであり、選択肢2が正解である。アは取締役会の招集通知期間を定款で短縮できる旨の会社法368条1項の規定どおりであり、ウは取締役会が株主総会と異なり招集通知記載事項に拘束されない点で正しい。
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出典:法務省「平成27年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
