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平成27年 予備試験 短答式 民法 第15問 解説

平27予備 第15問民法相続の過去問

問題

遺贈に関する次のアからオまでの各記述のうち,誤っているものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。 ア.遺贈は,相続人に対してすることができない。 イ.包括遺贈を受けた者は,相続財産に属する債務を承継する。 ウ.受遺者が遺言者より先に死亡した場合は,遺言者が遺言において別段の意思を表示していない限り,受遺者の相続人が遺贈を受ける権利を相続する。 エ.遺言者が遺言において別段の意思を表示していない限り,受遺者は,遺贈の履行を請求することができる時から果実を取得する。 オ.遺贈の承認及び放棄は,撤回することができない。
  1. ①ア ウ正解
  2. ②ア オ
  3. ③イ ウ
  4. ④イ エ
  5. ⑤エ オ

解説

要点
遺贈は相続人に対してもすることができ(964条に受遺者の範囲の制限はない)、受遺者が遺言者より先に死亡すると遺贈はその効力を生じず(994条1項)、代襲のように受遺者の相続人へ権利が承継されることはない。

結論

誤っているのはアとウであり,選択肢1が正しい。ア「遺贈は相続人に対してすることができない」は誤りで,相続人に対する遺贈(特定遺贈・割合的包括遺贈のいずれも)も有効にできる。ウは,受遺者が遺言者より先に死亡した場合,遺贈はその効力を生じず(民法994条1項),受遺者の相続人が代わって遺贈を受ける権利を取得することはないから誤りである。

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出典:法務省「平成27年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。