平成27年 予備試験 短答式 行政法 第23問イ 解説
問題
処分の効力の全部又は一部の停止(以下「執行停止」という。)その他の仮の救済に関する次のアからエまでの各記述について,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
イ.処分の取消しの訴えについて出訴期間が経過している場合,当該処分につき無効確認の訴えを提起した上で執行停止の申立てをすることが適法であるとしても,緊急の必要を欠くため,執行停止の決定を得ることはできない。
- ①正しい
- ②誤っている正解
解説
要点
執行停止の要件は「重大な損害を避けるための緊急の必要」の有無であり、出訴期間の経過という事情自体はこの要件の充足性と論理的関係がない。無効等確認訴訟にも行政事件訴訟法38条3項により25条が準用され、独自に重大な損害・緊急の必要を判断する。
結論
選択肢2が正しい。出訴期間が経過していることと、執行停止の要件である「重大な損害を避けるための緊急の必要」の有無は無関係であり、出訴期間経過を理由に一律に緊急の必要を欠くとはいえないため、本記述は誤りである。
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出典:法務省「平成27年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
