平成27年 予備試験 短答式 憲法 第8問イ 解説
問題
政党名簿によって選出された議員が,後になって除名や離党あるいは党籍変更等により当該政党に所属しなくなった場合に関する次のアからウまでの各記述について,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
イ.政党中心の選挙である比例選挙で選ばれた議員であっても,憲法第43条第1項にいう全国民の代表であると解する立場では,党の方針に従わない議員がその党を除名された場合に議員資格を失わせる制度を設けることは,憲法違反である。
- ①正しい正解
- ②誤っている
解説
要点
憲法43条1項の『全国民の代表』を純粋代表・自由委任の理念と解する立場では、政党の意思(除名)によって議員の地位を失わせる制度は自由委任の原則と矛盾し違憲となる、という論理の流れを押さえる。
結論
記述イは正しく、選択肢1が正解である。憲法43条1項の『全国民の代表』を自由委任・純粋代表の理念で捉える立場を徹底すると、政党からの除名という政党内部の意思決定によって議員の資格そのものを失わせる制度は、議員が選挙区や政党の指図に拘束されず全国民のために独立して職務を行うべきという理念と矛盾し、憲法違反になるという結論が導かれる。
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出典:法務省「平成27年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
