平成27年 予備試験 短答式 憲法 第8問ア 解説
問題
政党名簿によって選出された議員が,後になって除名や離党あるいは党籍変更等により当該政党に所属しなくなった場合に関する次のアからウまでの各記述について,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
ア.政党を基礎にその得票数に比例して議席配分を行う比例選挙が政党中心の選挙であることを重視する立場では,当選人として議員の身分を取得した時の党籍を失った場合に議員資格を失わせる制度を設けることは,憲法違反である。
- ①正しい
- ②誤っている正解
解説
要点
比例代表制を「政党中心の選挙」と捉える立場からは、当選後に党籍を失った議員の資格を失わせる制度はむしろ整合的であり、当然に違憲とはいえない。逆に議員の自由委任・独立性を重視する立場からこそ、そうした制度に憲法上の疑義が生じる。
結論
記述アは誤りであり、選択肢2が正しい。比例代表選挙を「政党中心の選挙」と捉える立場に立てば、当選後に党籍を失った議員の資格を失わせる制度は、その立場と整合的であって憲法違反とはいえない。
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出典:法務省「平成27年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
