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平成25年 予備試験 短答式 商法 第27問 解説

平25予備 第27問商法商法総則・商行為の過去問

問題

商業登記に関する次のアからオまでの各記述のうち,誤っているものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。 ア.株式会社の代表取締役の就任は,その登記の前でも,悪意の第三者に対抗することができる。 イ.株式会社の支配人の退任による代理権の消滅は,その登記の後でも,第三者が正当な事由によってその登記があることを知らなかったときは,その第三者に対抗することができない。 ウ.判例の趣旨によれば,株式会社の代表取締役は,その登記の後でなければ,民事訴訟における当事者である株式会社を代表する権限を有する者とはならない。 エ.判例の趣旨によれば,個人商人が支配人を選任した場合には,その登記の前でも,その支配人と取引をした第三者は,その個人商人に支配人の選任を対抗することができる。 オ.個人商人は,その商号を定めたときは,その登記をしなければならない。
  1. ①ア ウ
  2. ②ア エ
  3. ③イ エ
  4. ④イ オ
  5. ⑤ウ オ正解

解説

要点
商業登記の効力(会社法908条1項・商法9条1項)は『登記事項の存在を第三者に対抗できるか』という問題であり、実体上の資格・権限の発生要件ではない。代表取締役の資格や個人商人の商号登記義務の有無は、登記の対抗力の議論とは別に確認する必要がある。

結論

誤っているのは選択肢5(ウとオ)である。代表取締役の資格は登記の有無にかかわらず実体上の選任行為によって発生するため、登記後でなければ訴訟上の代表権者になれないとするウは誤り。また個人商人の商号登記は義務ではなく任意であるため、登記しなければならないとするオも誤りである。

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出典:法務省「平成25年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。