平成24年 予備試験 短答式 商法 第18問 解説
問題
自己株式に関する次のアからオまでの各記述のうち,正しいものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。
ア.株式会社は,自己株式について,株主総会における議決権を有しない。
イ.株式会社は,自己株式について,剰余金の配当をすることができない。
ウ.株式会社は,自己株式の取得価額を貸借対照表の資産の部に計上しなければならない。
エ.自己株式を消却することにより,資本金の額は,減少する。
オ.自己株式を消却することにより,発行可能株式総数は,減少する。
- ①ア イ正解
- ②ア オ
- ③イ ウ
- ④ウ エ
- ⑤エ オ
解説
要点
自己株式は議決権なし・配当不可(会社法308条2項・453条)、取得価額は資産計上ではなく純資産(株主資本)の控除項目、消却しても資本金額・発行可能株式総数は変わらない点を押さえる。
結論
正しいのはアとイであり,選択肢1が正解である。自己株式には議決権がなく,剰余金配当の対象からも除外されるが,取得価額は資産ではなく純資産の控除項目として計上され,消却によって資本金額も発行可能株式総数も変動しない。
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出典:法務省「平成24年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
