平成24年 予備試験 短答式 憲法 第11問ウ 解説
問題
憲法と条約の効力関係をめぐる憲法優位説に関する次のアからウまでの各記述について,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
ウ.憲法優位説の中にも,条約の違憲審査を控えるべきであるとする考え方がある。それは,憲法第81条の文言に条約が含まれていないことや憲法第98条第2項が条約の誠実遵守を宣言していることを根拠とする。
- ①正しい正解
- ②誤っている
解説
要点
憲法優位説の内部にも条約の違憲審査に消極的な見解があり、その根拠は憲法81条の列挙事項に条約が含まれないことと、98条2項の条約誠実遵守義務にある。憲法優位説=条約は当然に違憲審査に服するという単純な図式で覚えないこと。
結論
選択肢1が正しい。憲法優位説を採る論者の中にも、条約に対する違憲審査権行使には慎重・消極的な立場があり、その根拠として憲法81条の文言と98条2項の条約誠実遵守規定が挙げられるという記述は、学説の状況を正確に説明している。
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出典:法務省「平成24年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
