平成24年 予備試験 短答式 憲法 第11問イ 解説
問題
憲法と条約の効力関係をめぐる憲法優位説に関する次のアからウまでの各記述について,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
イ.憲法優位説によれば,条約締結権を定めている憲法の規定は,どの機関が条約締結を担うのか,またどのような手続を必要とするのかについて定めたものであって,条約の効力の根拠を定めたものではない。
- ①正しい
- ②誤っている正解
解説
要点
憲法優位説は、条約締結権を定める憲法規定(内閣の条約締結権・国会承認)こそが条約の国内的効力の根拠であると解する。逆に『条約締結権規定は手続を定めるにすぎず効力の根拠ではない』とするのは条約優位説側の論理である。
結論
選択肢2(誤っている)が正しい。設問イの記述内容は、実は条約優位説を基礎づける論理であり、憲法優位説の説明としては逆になっているため、誤りである。
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出典:法務省「平成24年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
