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平成23年 予備試験 短答式 商法 第22問 解説

平23予備 第22問商法役員の責任の過去問

問題

監査役会設置会社において,取締役がその任務を怠ったときに負う会社に対する損害賠償責任の全部の免除又は法定の額を限度とする一部の免除に関する次のアからオまでの各記述のうち,誤っているものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。なお,各記述において,取締役の責任を追及する訴えに係る訴訟において和解をする場合は,考慮しないものとする。 ア.責任の全部の免除をするためには,総株主の同意がなければならない。 イ.責任の一部の免除をするためには,取締役が職務を行うにつき善意で,かつ,過失がないときであることが必要である。 ウ.責任の一部の免除に関する議案を取締役が株主総会に提出するためには,監査役の過半数をもって行う決議による監査役会の同意を得なければならない。 エ.取締役会の決議によって責任の一部の免除をするためには,取締役会の決議によって免除することができる旨を定款で定めなければならない。 オ.会社と取引をした取締役の責任の一部の免除をするためには,その取引が自己のためにしたものでないことが必要である。
  1. ①ア ウ
  2. ②ア オ
  3. ③イ ウ正解
  4. ④イ エ
  5. ⑤エ オ

解説

要点
責任の一部免除の主観的要件は「善意・無重過失」であり単なる無過失ではない点、また議案提出の同意主体は監査役会(多数決)ではなく監査役全員(各自の同意)である点を正確に区別すること。

結論

誤っている記述はイとウであり、選択肢3が正解である。イは責任の一部免除の主観的要件を誤り、ウは同意の主体・方法を誤っている。

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出典:法務省「平成23年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。