平成23年 予備試験 短答式 商法 第17問 解説
問題
株式会社の発起設立に関する次のアからオまでの各記述のうち,誤っているものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。
ア.設立時取締役は,発起人であることを要しない。
イ.発起人が2名以上ある場合,そのうちの発起人1名が設立時発行株式の全てを引き受け,他の発起人は,設立時発行株式を引き受けないことができる。
ウ.定款で設立時取締役として定められた者は,その定款について公証人の認証を受けた時に,設立時取締役に選任されたものとみなされる。
エ.設立時取締役は,その選任後遅滞なく,設立の手続が法令又は定款に違反していないことを調査しなければならない。
オ.株式会社が発起人となってその事業の全部を現物出資する場合には,現物出資をする会社において株主総会の特別決議を経なければならない。
- ①ア エ
- ②ア オ
- ③イ ウ正解
- ④イ エ
- ⑤ウ オ
解説
要点
発起人は必ず設立時発行株式を1株以上引き受けなければならず(会社法25条2項)、定款で設立時取締役と定められた者は出資の履行が完了した時に選任されたものとみなされる(38条4項)。公証人の認証時点ではない。
結論
誤っているのはイとウであり,選択肢3が正解である。イは発起人全員が設立時発行株式を引き受ける義務を負う点を誤り,ウは選任のみなし時点を誤っている。
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出典:法務省「平成23年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
