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平成23年 予備試験 短答式 行政法 第22問イ 解説

平23予備 第22問イ行政法国家賠償法1条の過去問

問題

次のアからエまでの各記述について,法令又は最高裁判所の判例に照らし,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。 イ.裁判官がした争訟の裁判については,上訴等の訴訟法上の救済方法が存するから,その裁判内容に上訴等の訴訟法上の救済方法によって是正されるべき瑕疵が存在したとしても,国家賠償法上違法の評価を受けることはない。
  1. ①正しい
  2. ②誤っている正解

解説

要点
裁判官の裁判行為が国賠法上違法となるのは、上訴等で是正可能な瑕疵の存在だけでは足りず、裁判官が違法・不当な目的をもって裁判をしたなど、職務上の義務に反する特別な事情が必要(最判昭和57年3月12日)。「常に違法にならない」という絶対的な言い方は誤り。

結論

選択肢2(誤っている)が正しい。裁判官の裁判に上訴等で是正されるべき瑕疵があるというだけでは国賠法上違法とはならないが、それは「例外的な特別事情がある場合には違法となり得る」からであって、記述にあるように「常に違法の評価を受けることはない」と言い切るのは誤りである。

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出典:法務省「平成23年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。