平成23年 予備試験 短答式 行政法 第22問ア 解説
問題
次のアからエまでの各記述について,法令又は最高裁判所の判例に照らし,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
ア.検察官が公訴を提起したが裁判で無罪が確定した場合,当該公訴提起は国家賠償法上違法の評価を受ける。
- ①正しい
- ②誤っている正解
解説
要点
無罪確定=起訴が国賠法上違法、ではない。検察官の公訴提起は、現に収集した証拠資料及び通常要求される捜査を尽くせば収集し得た証拠資料を総合勘案し、合理的な判断過程により有罪と認められる嫌疑があれば違法とならない(最判昭和53年10月20日)。
結論
誤り(選択肢2が正解)。刑事事件で無罪判決が確定したからといって、当然に検察官の公訴提起が国家賠償法上違法になるわけではない。無罪確定と起訴の違法性とは別次元の問題であり、判例上、起訴時点での証拠状況から合理的な嫌疑があれば適法とされる。
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出典:法務省「平成23年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
