平成23年 予備試験 短答式 行政法 第21問 解説
問題
次のAからEまでの空欄に入れるべき語句を【語群】の中から選び,順に並べた場合の組合せとして正しいものを後記1から7までの中から選びなさい。行政事件訴訟法は,仮の救済手続として[A],[B]及び[C]の制度を定めている。申請についての拒否処分がされた場合に,仮の救済手続として考えられるのは[A]であるが,[D]が要件となる。営業停止等の不利益処分がなされている場合に,仮の救済手続として考えられるのは[B]であるが,[E]の提起が必要である。【語 群】
ア.仮の差止め イ.処分の取消しの訴えウ.重大な損害を避けるため緊急の必要があるときエ.償うことのできない損害を避けるため緊急の必要があるときオ.差止めの訴え カ.執行停止 キ.義務付けの訴えク.仮の義務付け(A,B,C,D,Eの順とする)
- ①ク-カ-ア-ウ-イ
- ②カ-ク-ア-ウ-キ
- ③ク-ア-カ-エ-オ
- ④カ-ア-ク-エ-オ
- ⑤ク-カ-ア-エ-イ正解
- ⑥ア-カ-ク-ウ-イ
- ⑦ア-ク-カ-ウ-キ
解説
要点
仮の救済は執行停止・仮の義務付け・仮の差止めの3制度。執行停止は取消訴訟等の提起を前提に「重大な損害」、仮の義務付け・仮の差止めは義務付けの訴え・差止めの訴えの提起を前提に「償うことのできない損害」がそれぞれの要件となる点を対応させて覚える。
結論
選択肢5(ク-カ-ア-エ-イ)が正しい。拒否処分への仮の救済は仮の義務付け(ク)、不利益処分への仮の救済は執行停止(カ)であり、仮の義務付けの要件は償うことのできない損害を避けるため緊急の必要があるとき(エ)、執行停止の前提となる訴えは処分の取消しの訴え(イ)である。
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出典:法務省「平成23年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
