平成23年 予備試験 短答式 刑法 第13問オ 解説
問題
次のアからオまでの各記述を判例の立場に従って検討し,正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
オ.甲は,他人が居住する建物に放火することを企て,30分後に発火して導火材を経て同建物に火が燃え移るように設定した時限発火装置を同建物に設置したが,設定した時刻が到来する前に発覚して同装置の発火に至らなかった。この場合,甲には現住建造物等放火未遂罪は成立しない。
- ①正しい
- ②誤っている正解
解説
要点
時限発火装置を設置した時点で発火に至る現実的危険性が生じているため、その設置行為について実行の着手が認められ、作動前に発覚しても放火未遂罪は成立する。
結論
選択肢2(誤り)が正解である。時限発火装置を設置した時点で結果発生に至る現実的な危険性が生じているため、設定時刻の到来前に発覚して発火に至らなくても、現住建造物等放火未遂罪は成立する。
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出典:法務省「平成23年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
