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平成25年 司法試験 短答式 商法 第51問 解説

平25司法 第51問商法商法総則・商行為の過去問

問題

商業登記に関する次のアからオまでの各記述のうち,誤っているものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。 ア.株式会社の代表取締役の就任は,その登記の前でも,悪意の第三者に対抗することができる。 イ.株式会社の支配人の退任による代理権の消滅は,その登記の後でも,第三者が正当な事由によってその登記があることを知らなかったときは,その第三者に対抗することができない。 ウ.判例の趣旨によれば,株式会社の代表取締役は,その登記の後でなければ,民事訴訟における当事者である株式会社を代表する権限を有する者とはならない。 エ.判例の趣旨によれば,個人商人が支配人を選任した場合には,その登記の前でも,その支配人と取引をした第三者は,その個人商人に支配人の選任を対抗することができる。 オ.個人商人は,その商号を定めたときは,その登記をしなければならない。
  1. ①ア ウ
  2. ②ア エ
  3. ③イ エ
  4. ④イ オ
  5. ⑤ウ オ正解

解説

要点
商業登記の一般的効力(会社法908条1項)は登記義務者側が第三者に対抗するための制度であり、第三者側が登記事項を主張する場合には登記の先後を問わない。また個人商人の商号登記は任意であり、判例によれば同項は訴訟手続上会社を代表する者を定めるについては適用されない。

結論

誤っている記述はウとオであり,選択肢5が正解である。ウは代表取締役の訴訟上の代表権限が登記の先後で決まるとする点が誤りであり,オは個人商人の商号登記が義務であるとする点が誤りである。

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出典:法務省「平成25年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。