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平成24年 司法試験 短答式 民事訴訟法 第70問 解説

平24司法 第70問民事訴訟法複数請求訴訟・共同訴訟の過去問

問題

判決の確定に関する次の1から5までの各記述のうち,誤っているものはどれか。
  1. ①第一審判決が原告の請求の一部を認容し,その余を棄却するものであった場合には,当事者双方が控訴せず,いずれの控訴期間も満了した時に,第一審判決は確定する。
  2. ②控訴審で控訴棄却の判決がされたときは,その確定とともに第一審判決も確定する。
  3. ③控訴権を有する全ての当事者が控訴権を放棄したときは,控訴期間の満了前であっても,第一審判決は確定する。
  4. ④判例の趣旨によれば,通常共同訴訟において,共同訴訟人の一人が控訴したときは,他の共同訴訟人についても判決の確定が遮断される。正解
  5. ⑤上告審の終局判決は,その言渡しとともに確定する。

解説

要点
通常共同訴訟では共同訴訟人独立の原則(民訴法39条)が適用され、一人の控訴は他の共同訴訟人との関係での判決確定を遮断しない。これに対し必要的共同訴訟では合一確定の要請から上訴不可分の効果が生じる点との違いを押さえること。

結論

誤っているのは選択肢4である。通常共同訴訟では共同訴訟人独立の原則(民訴法39条)が妥当し、共同訴訟人の一人が控訴しても、控訴しなかった他の共同訴訟人との関係では第一審判決は控訴期間満了により確定する。上訴不可分の効果(一人の上訴が全員について確定を遮断する)が生じるのは必要的共同訴訟の場合であり、通常共同訴訟にはこれが当てはまらない。

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出典:法務省「平成24年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。