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平成24年 司法試験 短答式 商法 第53問 解説

平24司法 第53問商法商法総則・商行為の過去問

問題

匿名組合員及び合資会社の有限責任社員に関する次のアからオまでの各記述のうち,正しいものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。なお,各記述に係る匿名組合契約又は合資会社の定款には,特約又は別段の定めがないものとする。 ア.匿名組合員及び合資会社の有限責任社員は,金銭その他の財産のみをその出資の目的とすることができる。 イ.匿名組合員及び合資会社の有限責任社員は,営業者又は合資会社の業務を執行することができる。 ウ.匿名組合員及び合資会社の有限責任社員は,重要な事由があるときは,いつでも,裁判所の許可を得て,営業者又は合資会社の業務及び財産の状況を検査することができる。 エ.匿名組合員及び合資会社の有限責任社員は,出資が損失によって減少したときは,その損失が塡補された後でなければ,利益の配当を請求することができない。 オ.匿名組合員及び合資会社の有限責任社員が出資した財産は,営業者又は合資会社に属する。
  1. ①ア イ
  2. ②ア オ正解
  3. ③イ エ
  4. ④ウ エ
  5. ⑤ウ オ

解説

要点
匿名組合員と合資会社の有限責任社員は似た地位に見えるが、業務執行権の有無、業務・財産状況の調査に裁判所の許可を要するか否か、損失塡補と配当請求の関係で規律が異なる。条文を横並びで正確に対照させることが重要。

結論

正しい組み合わせはア・オであり、選択肢2が正解である。出資の目的が金銭その他の財産に限られる点(ア)と、出資財産が営業者・会社に帰属する点(オ)は、匿名組合員・合資会社の有限責任社員のいずれにも共通して当てはまる。

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出典:法務省「平成24年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。