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平成24年 司法試験 短答式 民法 第34問 解説

平24司法 第34問民法親族(婚姻・親子)の過去問

問題

親権及び子の財産の管理権に関する次のアからオまでの各記述のうち,誤っているものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。 ア.父が長期間海外にいて事実上親権を行うことができないときは,母が単独で親権を行うことができる。 イ.子の出生前に父母が協議上の離婚をするときは,その協議で,その一方を,子の出生後の親権者と定めなければならない。 ウ.遺言者が特定の財産を未成年者に遺贈するとともに,その遺言で,受遺者に対して親権を行う父母のうち父には当該財産を管理させない旨の意思を表示した場合,遺贈の効力発生後,父は遺贈された財産の管理権を有しない。 エ.親権を行う父又は母は,やむを得ない事由があるときは,家庭裁判所の許可を得て,親権又は管理権を辞することができる。 オ.特別養子縁組に係る養子は,未成年である間は養親の親権に服するが,実方の父母の相続人としての地位を失わない。
  1. ①ア ウ
  2. ②ア エ
  3. ③イ エ
  4. ④イ オ正解
  5. ⑤ウ オ

解説

要点
819条3項は出生前離婚の場合に母が親権を行うものとし、出生後の父母の協議で父母の双方又は父を親権者と「定めることができる」にすぎない点、また特別養子縁組は817条の9により実方との親族関係(相続権を含む)を終了させる点を正確に押さえる。

結論

誤っている記述はイとオであり,選択肢4が正解である。イは「出生後に父母の双方又は父を親権者と定めることができる」にすぎず義務ではない点,オは特別養子縁組により実方との親族関係が終了し相続人の地位も失う点で,それぞれ条文と異なる。

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出典:法務省「平成24年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。