平成24年 司法試験 短答式 憲法 第20問ウ 解説
問題
憲法と条約の効力関係をめぐる憲法優位説に関する次のアからウまでの各記述について,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
ウ.憲法優位説の中にも,条約の違憲審査を控えるべきであるとする考え方がある。それは,憲法第81条の文言に条約が含まれていないことや憲法第98条第2項が条約の誠実遵守を宣言していることを根拠とする。
- ①正しい正解
- ②誤っている
解説
要点
憲法優位説の内部にも条約の違憲審査に消極的な見解があり、その論拠は憲法81条の列挙対象に条約が明示されていないことと、憲法98条2項の条約誠実遵守規定の存在である。
結論
選択肢1が正しい。憲法優位説を採っても、条約に対する違憲審査には消極的な立場があり、その根拠として81条に条約が列挙されていないことと98条2項の誠実遵守規定が挙げられるという記述は、学説の紹介として正確である。
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出典:法務省「平成24年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
