平成24年 司法試験 短答式 憲法 第20問ア 解説
問題
憲法と条約の効力関係をめぐる憲法優位説に関する次のアからウまでの各記述について,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
ア.憲法優位説の論拠の一つは,条約優位説がもたらす結果に対する批判である。それは,条約締結要件が憲法改正手続よりも緩やかであるので,条約によって実質的に憲法を改正することも可能になることへの批判である。
- ①正しい正解
- ②誤っている
解説
要点
憲法優位説の論拠は、条約優位説を採ると条約締結手続(内閣の締結+国会の承認)という憲法改正(96条)より緩やかな手続で実質的に憲法内容を変更できてしまうという不都合を回避する点にある。
結論
選択肢1が正しい。憲法優位説の主要な論拠の一つは、条約優位説を採ると条約締結という憲法改正よりも緩やかな手続によって実質的に憲法が改正されてしまうという不都合が生じる、という批判にある。
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出典:法務省「平成24年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
