平成24年 司法試験 短答式 憲法 第17問ウ 解説
問題
司法権に関する次のアからウまでの各記述について,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
ウ.警察法改正無効事件判決(最大判昭和37年3月7日)は,警察法改正が衆参両院において議決を経たとされ,適法な手続で公布されている以上,裁判所は両院の自主性を尊重すべきであり,議事手続に関する事実を審理してその有効無効を判断すべきでないとしたものである。
- ①正しい正解
- ②誤っている
解説
要点
警察法改正無効事件判決は、両院の自主性尊重の観点から、法律が両院で議決を経て適法な手続で公布されている以上、裁判所は両院の議事手続に関する事実を審理してその有効無効を判断すべきでないとした(いわゆる自律権尊重・司法権の限界の一場面)。
結論
選択肢1が正しい。警察法改正無効事件判決(最大判昭和37年3月7日)は、法律が両院において議決を経たものとされ適法な手続で公布されている以上、裁判所は両院の自主性を尊重すべきであり、両院の議事手続に関する事実を審理してその有効無効を判断すべきではないとした。問題文の記述はこの判旨をそのまま要約したものであり、正しい。
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出典:法務省「平成24年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
