平成23年 司法試験 短答式 民事訴訟法 第71問 解説
問題
請求の放棄及び認諾に関する次のアからオまでの各記述のうち,正しいものを組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。
ア.和解の期日において,請求の放棄をすることはできない。
イ.受命裁判官によって行われている弁論準備手続の期日において,請求の放棄をすることはできない。
ウ.相手方が出頭していない口頭弁論の期日においても,請求の認諾をすることができる。
エ.請求の放棄は,1個の金銭請求の一部についてすることができる。
オ.請求の認諾は,相手方が反対給付を履行することを条件にしてすることができる。
- ①ア イ
- ②ア オ
- ③イ ウ
- ④ウ エ正解
- ⑤エ オ
解説
要点
請求の放棄・認諾は「口頭弁論等の期日」(口頭弁論・弁論準備手続・和解の期日。民訴法261条4項参照)でできる単独の訴訟行為であり、相手方の出頭や条件付けの可否を条文の文言と趣旨から正確に押さえること。
結論
正しいのはウとエであり、選択肢4が正解である。請求の認諾は認諾する当事者の単独行為であるため相手方不出頭でも可能であり(ウ)、請求の放棄は金銭債権の一部についても可能である(エ)。
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出典:法務省「平成23年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
