平成23年 司法試験 短答式 行政法 第36問ア 解説
問題
次のアからエまでの各記述について,法令又は最高裁判所の判例に照らし,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
ア.検察官が公訴を提起したが裁判で無罪が確定した場合,当該公訴提起は国家賠償法上違法の評価を受ける。
- ①正しい
- ②誤っている正解
解説
要点
刑事事件で無罪が確定しても、それだけで公訴提起が国賠法上違法になるわけではない。検察官が起訴時点での証拠資料に基づき、合理的な判断過程で有罪と認められる嫌疑があると判断した場合には、後に無罪判決が確定しても当該公訴提起は違法とならない。
結論
選択肢2が正しい。無罪判決が確定したという結果のみをもって、直ちに公訴提起が国家賠償法上違法になるわけではないというのが判例の立場であり、本記述は誤りだからである。
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出典:法務省「平成23年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
