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平成23年 司法試験 短答式 行政法 第35問エ 解説

平23司法 第35問エ行政法取消訴訟の審理・判決の過去問

問題

仮の救済等に関する次のアからエまでの各記述について,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。 エ.行政事件訴訟法には,当事者訴訟について,同法第44条の規定の適用を排除する定めはない。(参照条文)行政事件訴訟法第44条 行政庁の処分その他公権力の行使に当たる行為については,民事保全法(平成元年法律第91号)に規定する仮処分をすることができない。
  1. ①正しい正解
  2. ②誤っている

解説

要点
行訴法44条は第4章(補則)に置かれた一般規定であり、訴訟類型を問わず「処分その他公権力の行使に当たる行為」に対する民事保全法上の仮処分を禁じる。41条1項が44条を準用対象に挙げていないのは、44条が抗告訴訟固有の規定ではなく準用を要しないからにすぎず、当事者訴訟について44条の適用を排除する明文規定は存在しない。

結論

選択肢1が正しい。行政事件訴訟法には、当事者訴訟について44条の適用を排除する旨の規定は置かれていない。44条は第4章(補則)に位置する一般規定であり、抗告訴訟に限らず当事者訴訟や民事訴訟においても、「行政庁の処分その他公権力の行使に当たる行為」を対象とする仮処分は許されない。

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出典:法務省「平成23年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。