平成23年 司法試験 短答式 行政法 第32問イ 解説
問題
次のアからエまでの各記述について,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。
イ.飲酒運転を理由とする公務員の懲戒処分の取消訴訟において,当該公務員が処分時以前に公金横領をしていたことが判明したとして,被告がこれを懲戒事由として主張することは許されない。
- ①正しい正解
- ②誤っている
解説
要点
取消訴訟で被告が処分理由を追加・差し替えることは、処分の同一性を害しない範囲でのみ許される。懲戒処分では懲戒事由ごとに処分の同一性が画されるため、処分時に懲戒事由とされていなかった全く別個の非違事実を訴訟で新たに持ち出すことは許されない。
結論
選択肢1(正しい)が正解。飲酒運転を理由とする懲戒処分の取消訴訟において、処分の理由とされていなかった公金横領という全く別個の非違事実を被告が新たな懲戒事由として主張することは、処分の同一性を害するため許されない。
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出典:法務省「平成23年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
