平成23年 司法試験 短答式 憲法 第20問イ 解説
問題
条例に関する次のアからウまでの各記述について,aの見解からbの見解が導き出せる場合には1を,導き出せない場合には2を選びなさい。
イ.a.地方自治法は,政策に関する住民投票制度を規定していないが,憲法の定める「地方自治の本旨」からして,地方公共団体が住民投票を行うことは認められる。b.条例で住民投票制度を設け,「首長は,事務の執行に当たり,その結果を尊重するものとする」と定めた場合,首長には,住民投票の結果に従うべき法的義務がある。
- ①aの見解からbの見解が導き出せる
- ②導き出せない正解
解説
要点
住民投票条例の適法性(aの見解)と、条例の文言から首長の法的拘束義務が生じるか(bの見解)は別問題。条文が『尊重するものとする』という努力義務的な表現である場合、そこから法的拘束力までは論理的に導けない。
結論
aの見解(地方自治の本旨から住民投票制度が許容される)から、bの見解(首長が投票結果に法的に従う義務を負う)は導き出せない。よって選択肢2が正しい。
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出典:法務省「平成23年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
