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平成23年 司法試験 短答式 憲法 第20問ア 解説

平23司法 第20問ア憲法財政・地方自治の過去問

問題

条例に関する次のアからウまでの各記述について,aの見解からbの見解が導き出せる場合には1を,導き出せない場合には2を選びなさい。 ア.a.地方公共団体の制定する条例は,憲法が定める「地方自治の本旨」に基づき,憲法により制定する権能を定められた自治立法である。b.条例により,住民の基本的人権に制限を課すことも可能であるが,憲法第14条に照らし,このような制限が地域による差別を生ずることは憲法上許されない。
  1. ①aの見解からbの見解が導き出せる
  2. ②導き出せない正解

解説

要点
条例制定権を地方自治の本旨(92条・94条)に根拠づける見解からは、条例内容が地方公共団体ごとに異なり地域差が生じることは自治の本質として当然に予定されており、これを直ちに14条違反として否定する結論とは論理的に整合しない。

結論

選択肢2が正しい。aの見解(条例=地方自治の本旨に基づく自治立法)からは、地域ごとに条例内容が異なり得ることそれ自体が地方自治の本旨から肯定されるはずであり、地域差の発生を一律に憲法14条違反として排斥するbの見解は論理的に導き出せない。

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出典:法務省「平成23年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。