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平成22年 司法試験 短答式 民事訴訟法 第70問 解説

平22司法 第70問民事訴訟法当事者・当事者能力の過去問

問題

選定当事者に関する次の1から5までの各記述のうち,誤っているものはどれか。
  1. ①選定当事者の選定は,訴訟の係属前においてもすることができる。
  2. ②選定当事者が当事者となった訴訟の確定判決の既判力は,選定者にも及ぶ。
  3. ③選定当事者が訴訟の係属中に死亡したときは,その相続人が選定当事者の地位を承継する。正解
  4. ④弁護士以外の者を選定当事者に選定する場合であっても,裁判所の許可は必要でない。
  5. ⑤固有必要的共同訴訟の係属中において,共同訴訟人の一部がその中から選定当事者を選定することは許される。

解説

要点
選定当事者の資格は選定者との個人的な信任関係に基づく一身専属的な地位であり、選定当事者が死亡・資格喪失しても相続人が当然にその地位を承継することはない。他の選定当事者がいればその者が全員のために訴訟行為をし(民訴法30条5項)、全員が資格を失ったときは選定者全員又は新たな選定当事者が訴訟手続を受継する(同法124条1項6号)。

結論

誤っているのは選択肢3である。選定当事者の地位は選定者との個人的な信頼関係に基づく一身専属的なものであり、選定当事者が死亡しても相続人が当然にその地位を承継するわけではない。

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出典:法務省「平成22年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。