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平成22年 司法試験 短答式 行政法 第33問ア 解説

平22司法 第33問ア行政法取消訴訟の訴訟要件の過去問

問題

A県は,同県内にダムの建設を計画し,事業を開始したが,建設予定地内の土地の買収に応じない地権者Bらがいたため,土地収用法に基づく土地の収用を行うこととし,国土交通大臣に対して同法に基づく事業の認定申請をしたところ,同大臣は,事業認定の要件を満たすとして同事業の認定(以下「本件事業認定」という。)をした。次のアからエまでの各記述について,行政事件訴訟法に照らし,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。 ア.建設予定地内の地権者は,本件事業認定の名あて人ではないから,出訴期間の制限はなく,本件事業認定の日から1年を経過した後でも,適法に本件事業認定の取消訴訟を提起することができる。
  1. ①正しい
  2. ②誤っている正解

解説

要点
行政事件訴訟法14条の出訴期間の制限は、処分の名あて人か否かにかかわらず、その処分の取消しを求めるすべての者に及ぶ。名あて人でない第三者だからといって出訴期間の制限が外れるわけではない。

結論

本記述は誤りである。出訴期間の制限(行政事件訴訟法14条)は処分の名あて人であるか否かを問わず適用されるから、地権者Bらが本件事業認定の直接の名あて人でないとしても、事業認定の日から1年を経過すれば原則として取消訴訟を提起できなくなる。

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出典:法務省「平成22年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。