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平成22年 司法試験 短答式 憲法 第1問ウ 解説

平22司法 第1問ウ憲法人権総論・享有主体の過去問

問題

人権の享有主体に関する次のアからウまでの各記述について,最高裁判所の判例の趣旨に照らして,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。 ウ.出国の自由は外国人にも保障されるが,再入国する自由については,憲法第22条第2項に基づき,我が国に生活の本拠を持つ外国人に限り,我が国の利益を著しく,かつ,直接に害することのない場合にのみ認められる。
  1. ①正しい
  2. ②誤っている正解

解説

要点
外国人の出国の自由は憲法22条2項により保障される(最大判昭和32年12月25日)が、再入国(外国への一時旅行)の自由は憲法上保障されないというのが判例(森川キャサリーン事件)の立場である。

結論

本記述は誤りであり、選択肢2が正しい。判例は外国人の出国の自由は憲法22条2項により保障されるとする一方(最大判昭和32年12月25日)、再入国(外国への一時旅行)の自由については憲法上保障されていないとしており(森川キャサリーン事件、最判平成4年11月16日)、本記述のように「憲法22条2項に基づき…認められる」とする点が誤っている。

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出典:法務省「平成22年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。