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平成22年 司法試験 短答式 刑法 第8問ア 解説

平22司法 第8問ア刑法文書偽造罪の過去問

問題

次のアからオまでの各事例における甲の罪責について,判例の立場に従って検討し,( )内の犯罪が既遂になる場合には1を,未遂にとどまる場合には2を,既遂にも未遂にもならない場合には3を選びなさい。 ア.甲は,行使の目的をもって一万円札を偽造しようとしたが,印刷機器の操作を間違えたため,出来上がったものは,一般人が一見して真正の通貨と誤認するには至らない程度のものであった。(通貨偽造罪)
  1. ①犯罪が既遂になる
  2. ②未遂にとどまる正解
  3. ③既遂にも未遂にもならない

解説

要点
通貨偽造罪における「偽造」とは、一般人をして真正の通貨と誤信させる程度の外観を備えるものを作出することをいい、それに至らない場合は行使の目的があっても(151条により)未遂にとどまる。

結論

甲が作った紙幣は一般人が真正の通貨と誤認するに至らない程度のものであるため、通貨偽造罪の既遂には該当せず、未遂にとどまる。よって選択肢2が正しい。

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出典:法務省「平成22年司法試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。