令和8年 予備試験 短答式 商法 第21問 解説
問題
監査役会設置会社及び監査等委員会設置会社に関する次のアからオまでの各記述のうち、誤っているものを組み合わせたものは、後記1から5までのうちどれか。なお、各記述に係る株式会社の定款には、別段の定めがないものとする。
ア.監査役及び監査等委員である取締役の任期は、いずれも、選任後4年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結の時までである。
イ.監査役は、いつでも、取締役に対して事業の報告を求めることができ、監査等委員会が選定する監査等委員は、いつでも、取締役に対してその職務の執行に関する事項の報告を求めることができる。
ウ.株式会社が取締役(監査等委員を除く。)の責任を追及する訴えに係る訴訟における和解をするには、監査役会設置会社においては各監査役の同意を、監査等委員会設置会社においては各監査等委員の同意を得なければならない。
エ.取締役は、監査役会設置会社において株主総会に監査役の選任に関する議案を提出するには各監査役の同意を、監査等委員会設置会社において株主総会に監査等委員である取締役の選任に関する議案を提出するには各監査等委員の同意を得なければならない。
オ.取締役は、会計監査人の報酬を定める場合には、監査役会設置会社においては監査役会の同意を、監査等委員会設置会社においては監査等委員会の同意を得なければならない。
- ①ア イ
- ②ア エ正解
- ③イ ウ
- ④ウ オ
- ⑤エ オ
解説
要点
監査役会設置会社と監査等委員会設置会社では、任期(監査役4年か、監査等委員である取締役は取締役一般と同じ2年か)、同意主体が「各監査役・各監査等委員」なのか「監査役会・監査等委員会という機関」なのかが条文ごとに異なるため、条文の主語を正確に区別して覚える必要がある。
結論
誤っているのはアとエであり、選択肢2が正しい。アは監査等委員である取締役の任期を誤り、エは選任議案提出の同意主体を誤っている。
この分野を、あなたの弱点に合わせて演習
無料で始める間違えた問題は忘れかけた頃に出し直し。論文の AI 採点も(Pro)。
出典:法務省「令和8年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
