令和8年 予備試験 短答式 憲法 第10問ア 解説
問題
地方自治に関する次のアからウまでの各記述について、それぞれ正しい場合には1を、誤っている場合には2を選びなさい。
ア.判例は、憲法第93条第2項にいう「住民」とは、地方公共団体の区域内に住所を有する日本国民を意味するから、法律により、我が国に在留する外国人に対して地方公共団体の長及び議会の議員の選挙権を付与することは、憲法上一律に禁止されているとした。
- ①正しい
- ②誤っている正解
解説
要点
最判平成7年2月28日は、憲法93条2項の「住民」は日本国民に限られるとして外国人に地方選挙権を保障するものではないとしつつ、傍論で、法律により永住外国人等に地方選挙権を付与する措置を講ずることは憲法上禁止されておらず立法政策の問題であるとした。「一律に禁止」という部分が誤り。
結論
記述アは誤り(選択肢2が正しい)。判例(最判平成7年2月28日)は、憲法93条2項の「住民」は日本国民を意味するとして外国人に地方参政権が憲法上保障されているわけではないとしたが、同時に、法律により永住外国人等に地方公共団体の長・議会議員の選挙権を付与する措置を講ずることは憲法上禁止されていないと述べており、「憲法上一律に禁止」としたわけではない。
この分野を、あなたの弱点に合わせて演習
無料で始める間違えた問題は忘れかけた頃に出し直し。論文の AI 採点も(Pro)。
出典:法務省「令和8年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
