令和8年 予備試験 短答式 憲法 第9問イ 解説
問題
違憲判断の方法に関する次のアからウまでの各記述について、それぞれ正しい場合には1を、誤っている場合には2を選びなさい。
イ.徳島市公安条例事件判決(最高裁判所昭和50年9月10日大法廷判決、刑集29巻8号489頁)は、当該事案におけるだ行進は、秩序正しく平穏な集団行進等に随伴する交通秩序阻害の程度を超えて、殊更に交通秩序の阻害をもたらすような行為にあたるものと容易に想到することができるとして、当該条例が定める「交通秩序を維持すること」という文言の明確性の判断には及ばなかった。
- ①正しい
- ②誤っている正解
解説
要点
徳島市公安条例事件判決は、まず法令の明確性を判断する一般的基準(通常の判断能力を有する一般人が具体的場合にその適用を受けるかどうかを判断できる基準が読み取れるか)を示した上で、本件の蛇行進行為がその基準に照らし『殊更な交通秩序阻害』に該当すると容易に想到できるとして明確性を肯定しており、明確性判断を回避したわけではない。
結論
選択肢2が正しい。徳島市公安条例事件判決は、明確性の判断基準(一般人基準)を示した上で、本件の蛇行進行為がその基準に照らして処罰対象に該当すると判断することで文言の明確性を肯定しており、明確性の判断に「及ばなかった」わけではない。
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出典:法務省「令和8年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
