令和8年 予備試験 短答式 憲法 第7問ア 解説
問題
政党に関する次のアからウまでの各記述について、最高裁判所の判例の趣旨に照らして、それぞれ正しい場合には1を、誤っている場合には2を選びなさい。
ア.労働組合は、労働者の労働条件の維持改善その他経済的地位の向上を図ることを主たる目的とする団体であるから、組織として支持政党又はいわゆる統一候補を決定し、その選挙運動を推進したり、組合出身の立候補者の選挙運動を支援する目的でその所属政党に寄付するための資金を組合員から強制的に徴収することも許される。
- ①正しい
- ②誤っている正解
解説
要点
労働組合が支持政党・統一候補を決定して選挙運動を推進すること自体は政治的活動の自由として許されるが、組合出身候補の選挙運動支援やその所属政党への寄付のための資金を組合員から強制的に徴収することは、組合員個人の政治的自由・思想信条の自由との関係で協力義務の限界を超え許されない(国労広島地本事件)。
結論
選択肢2が正しい。労働組合が支持政党や統一候補を決定し選挙運動を推進すること自体は組合の政治的活動の自由として認められるが、そのための資金や組合出身候補への寄付金を組合員から強制的に徴収することは、組合員個人の思想・信条の自由を侵害するものとして許されないというのが判例の趣旨である。
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出典:法務省「令和8年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
