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令和6年 予備試験 短答式 民法 第8問 解説

令6予備 第8問民法債権の目的・効力の過去問

問題

債権の目的に関する次のアからオまでの各記述のうち、判例の趣旨に照らし誤っているものを組み合わせたものは、後記1から5までのうちどれか。 ア.債権者は、外国の通貨で債権額が指定された金銭債権について、債務者に対し、日本の通貨による履行を請求することができない。 イ.債権の目的が2個の給付の中から選択によって定まる場合において、一方の給付が、選択権を有する者の過失によらず不能となったときは、債権の目的は、他方の給付に特定しない。 ウ.選択債権における選択権は、別段の意思表示がないときは、債務者に属する。 エ.支分権としての利息債権は、既に発生したものであっても、元本債権から分離して譲渡することができない。 オ.債務者による利息の支払が1年分以上延滞した場合において、債権者が催告をしても、債務者がその利息を支払わないときは、債権者は、延滞した利息を元本に組み入れることができる。
  1. ①ア イ
  2. ②ア エ正解
  3. ③イ ウ
  4. ④ウ オ
  5. ⑤エ オ

解説

要点
外貨債権は民法403条により債務者に代用給付権(日本通貨での弁済権)が認められているにすぎず、債権者側から日本通貨での請求をすることも判例上認められる。また既発生の利息債権(支分権)は元本債権から独立して譲渡できる。

結論

誤っているのはアとエであり、選択肢2が正しい。外貨建て金銭債権について債権者は日本通貨による履行請求ができ(ア誤り)、既に発生した利息債権(支分権)は元本債権から独立して譲渡できる(エ誤り)。

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出典:法務省「令和6年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。