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令和6年 予備試験 短答式 民法 第5問 解説

令6予備 第5問民法用益物権の過去問

問題

地役権に関する次のアからオまでの各記述のうち、判例の趣旨に照らし誤っているものを組み合わせたものは、後記1から5までのうちどれか。 ア.地役権者による承役地の使用は、地役権の目的を達成するのに必要であり、かつ、承役地の所有者のために損害が最も少ない範囲に限られる。 イ.地役権は、設定行為に別段の定めがあるときを除き、要役地について存する地上権の目的となる。 ウ.承役地の所有者が設定行為により自己の費用で地役権の行使のために工作物を設ける義務を負担したときは、承役地の所有者の特定承継人も、その義務を負担する。 エ.要役地が数人の共有に属するときは、共有者全員について消滅時効の更新事由がなければ、時効の更新は、その効力を生じない。 オ.通行地役権は、承役地となる土地の所有者によってその土地の上に通路が開設されたときでなければ、時効によって取得することができない。
  1. ①ア イ
  2. ②ア ウ
  3. ③イ オ
  4. ④ウ エ
  5. ⑤エ オ正解

解説

要点
地役権の消滅時効の更新は要役地共有者の一人について生じれば全員に及ぶ(292条)こと、通行地役権の時効取得には要役地所有者自身による通路の開設が必要(承役地所有者が開設した通路を利用しているだけでは足りない)ことを正確に押さえる。

結論

誤っているのはエとオであり、選択肢5が正解である。エは共有者の一人について時効の更新があれば足りるとする292条に反し、オは通路開設の主体を要役地所有者ではなく承役地所有者としている点で判例に反する。

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出典:法務省「令和6年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。