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令和6年 予備試験 短答式 民法 第12問 解説

令6予備 第12問民法請負・委任・寄託の過去問

問題

寄託に関する次のアからオまでの各記述のうち、正しいものを組み合わせたものは、後記1から5までのうちどれか。 ア.無報酬の受寄者は、寄託が書面によってされたときであっても、寄託物を受け取るまで、寄託契約の解除をすることができる。 イ.受寄者は、報酬の有無にかかわらず、自己の財産に対するのと同一の注意をもって寄託物を保管する義務を負う。 ウ.寄託物の性質によって受寄者に損害が生じた場合は、寄託者が過失なくその性質を知らなかったとき、又は受寄者がこれを知っていたときを除き、寄託者は、その損害を受寄者に賠償しなければならない。 エ.受寄者は、寄託物を保管するのに必要と認められる債務を負担した場合は、無報酬のときに限り、寄託者に対し、自己に代わってその弁済をすることを請求することができる。 オ.預金契約による金銭の受寄者は、返還の時期の定めの有無にかかわらず、寄託者に対し、いつでも寄託された金銭の返還をすることができる。
  1. ①ア イ
  2. ②ア ウ
  3. ③イ エ
  4. ④ウ オ正解
  5. ⑤エ オ

解説

要点
無報酬受寄者の解除権は書面による寄託には及ばず(657条の2第2項ただし書)、自己の財産と同一の注意義務は無報酬受寄者に限る(659条)。661条の性質・瑕疵による損害賠償、666条3項(591条2項・3項の準用)による預貯金契約の随時返還権を正確に押さえること。

結論

正しいのはウとオであり、選択肢4が正解である。ウは寄託物の性質による損害賠償責任(民法661条)、オは預貯金契約に係る金銭の寄託における受寄者の随時返還権(民法666条3項が準用する591条2項)をそれぞれ正確に反映している。

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出典:法務省「令和6年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。