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令和6年 予備試験 短答式 民法 第11問 解説

令6予備 第11問民法賃貸借・使用貸借の過去問

問題

使用貸借契約に基づいて貸主Aが借主Bにその目的物である甲建物を引き渡した場合に関する次のアからオまでの各記述のうち、誤っているものを組み合わせたものは、後記1から5までのうちどれか。 ア.Bが甲建物について通常の必要費を支出したときは、Bは、その償還をAに請求することができない。 イ.Bが甲建物の引渡しを受けた後に乙動産を甲建物に附属させ、これを分離するのに過分の費用を要する場合であっても、Bは、使用貸借が終了したときは、乙動産を収去する義務を負う。 ウ.AB間の使用貸借は、Aの死亡によって終了する。 エ.使用貸借の期間並びに使用及び収益の目的が定められていなかったときは、Aは、いつでも契約の解除をすることができる。 オ.Bが契約の本旨に反する使用をしたことによって生じた損害の賠償請求権については、Aが甲建物の返還を受けた時から1年を経過するまでの間は、時効は、完成しない。
  1. ①ア イ
  2. ②ア オ
  3. ③イ ウ正解
  4. ④ウ エ
  5. ⑤エ オ

解説

要点
使用貸借は民法593条以下の条文知識が問われやすい。①通常の必要費は借主負担(595条1項)、②附属物の収去義務は分離に過分の費用を要する場合は免除(599条1項ただし書)、③使用貸借は借主の死亡で終了するが貸主の死亡では終了しない(597条3項)、④期間・目的未定なら貸主はいつでも解除可(598条2項)、⑤損害賠償請求権は返還時から1年間時効完成猶予(600条2項)をセットで覚える。

結論

誤っているのはイとウであり、選択肢3が正解である。イは附属物の収去義務に関する例外(分離に過分の費用を要する場合は義務を負わない)を無視している点で誤り、ウは使用貸借の終了原因を貸主の死亡と誤って述べている点で誤りである。

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出典:法務省「令和6年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。