令和6年 予備試験 短答式 行政法 第21問イ 解説
問題
無効等確認の訴えに関する次のアからエまでの各記述について、法令又は最高裁判所の判例に照らし、それぞれ正しい場合には1を、誤っている場合には2を選びなさい。
イ.処分の無効確認を求める訴えにおいては、被告において当該処分が適法かつ有効なものであることを具体的事実に基づき主張する必要があり、原告は、当該処分の無効原因の主張として、抽象的に当該処分に重大かつ明白な瑕疵があると主張すれば足りる。
- ①正しい
- ②誤っている正解
解説
要点
判例上、無効確認訴訟では処分の無効原因となる瑕疵を原告が具体的事実に基づいて主張立証しなければならず、抽象的に「重大かつ明白な瑕疵がある」と述べるだけでは足りない(最判昭42.4.7)。
結論
本記述は誤り(正解は選択肢2)である。判例によれば、無効確認訴訟においては、処分の無効原因となる瑕疵の存在を原告が具体的事実に基づいて主張立証する必要があり、抽象的に「重大かつ明白な瑕疵がある」と述べるだけでは足りない。被告が適法かつ有効であることを主張立証すべきとする点も、主張立証責任の所在を逆転させており誤りである。
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出典:法務省「令和6年予備試験」(問題文は表示のため改行等を整えています)。解説は AI を用いて作成し、条文との照合と再検証を経ていますが、誤りを含む可能性があります。
